- Googleの新スマホ『Google Pixel 6』発表!
- ついに搭載SoCがGoogle自社開発に変更!
- 発売日は10月で価格は10万円超えの予感!
“Nexus 6Pの香り”
Googleの新型スマートフォン『Google Pixel 6』・『Google Pixel 6 Pro』が発表されました。ただ、現時点では発売日とスペックは非公開。なので、発売前の下調べをしました。
出ませんでしたわね。
…買うんやね。
『Google Pixel 6』発表
Google Pixelシリーズの新型スマートフォン、『Google Pixel 6』・『Google Pixel 6 Pro』が発表されました。
か、かわゆいではないかっ!!
■Google Pixel 6/6 Proの特徴
- 自社開発のSoC『Google Tensor』搭載
- Google Tensor内に『Titan M2』搭載
- 新デザイン『カメラバー』採用
- Google Pixel 6は6.4″ FHD+@90Hz
- Google Pixel 6 Proは6.7″ QHD+@120Hz
- Google Pixel 6は背面デュアルカメラ
- Google Pixel 6 Proは背面トリプルカメラ
Google Pixel 6/6 Proの製品としてのポジショニングは、かなりハイエンド志向なものとなっており、Google Pixel 5と比較すると、よりフラグシップ色が強くなっています。
現時点では、Google Pixel 6/6 Proの価格は発表されていないのですが、公表されているスペック部分だけを見ても、Google Pixel 5よりは高価な価格設定になってくると予想されます。The Vergeによると、1,000ドル以上(≒ 11万円以上)のプレミアムモデルになるとのこと。
iPhone 13/13 Proと同じ価格になりそうですなー。
iPhone vs Pixel というのが、より明確になってきますわね。
発売前の予習
今回のGoogleの発表は、Google Pixel 6シリーズが今秋発売されるということと、そのGoogle Pixel 6には自社開発SoCであるGoogle Tensorが搭載されること、この2点の情報公開にとどまりました。
このような“チラ見せ”は、Googleお得意のパターン。
なので、もう少し待てば、詳細な情報が次第に明らかになってくるはず。とはいえ、それでは購入計画が立てづらいので、発売日やスペックについての目星を付けてみます。
推定発売日
製品名 | 発売日 |
Pixel | 2016年10月 |
Pixel 2 | 2017年10月 |
Pixel 3 | 2018年10月 |
Pixel 3a | 2019年5月 |
Pixel 4 | 2019年10月 |
Pixel 4a | 2020年8月 |
Pixel 5 | 2020年10月 |
歴代Google Pixelの発売日
上表のとおり、歴代のGoogle Pixelシリーズの発売日については、非常に規則性が明確になっています。
フラグシップモデルのGoogle Pixelに関しては、毎年10月にリリースされています。なので、今回のGoogle Pixel 6についても、10月中にはリリースされるのではないか、ということが容易に想像できます。
1つ懸念があるとすれば、世界的な半導体不足の問題。ただ、8月の段階で、このようにGoogle Pixel 6をお披露目し、「この秋登場」とまで記載しているので、例年どおりの10月リリースになるのではないかと予測しています。
推定スペック
Google Pixel 6 | Google Pixel 6 Pro | ||
OS | Android 12 | Android 12 | |
SoC | Google Tensor | Google Tensor | |
RAM | 8GB | 12GB | |
ROM | 128GB 256GB |
128GB 256GB 512GB |
|
ディスプレイ | 画面パネル | OLED | OLED |
画面サイズ | 6.4インチ | 6.7インチ | |
画面解像度 | 1,080×2,400(FHD+) | 1,440×3,200(QHD+) | |
リフレッシュレート | 90Hz | 120Hz | |
カメラ | リア(超広角) | 12MP | 12MP |
リア(広角) | 50MP | 50MP | |
リア(望遠) | - | 48MP | |
バッテリー | 4,614mAh | 5,000mAh |
Google Pixel 6とGoogle Pixel 6 Proのスペック
※グレーアウト文字は未確定情報
Google公式サイトでは、スペックの公表はまだされていないのですが、The Vergeでは一部のスペックがすでに公開されています。それと、CNET等で噂されている情報を合わせたものが上表になります。
ディスプレイは、Google Pixel 6がフラットディスプレイ、Google Pixel 6 Proがエッジディスプレイ、をそれぞれ採用。指紋認証センサーは画面埋込み型になるようです。
どっちもフラットディスプレイでいいんだけど…ねー。
そこは好みが分かれるところやんね。
現時点での所感
Nexus 6Pでシンメトリー
Google Pixel 6/6 Proのリアデザインは、Pixel 5とは異なり、左右対称のシンメトリーなデザインを採用しています。
このデザイン…そう、どことなく『Nexus 6P』っぽい。
昨今のスマートフォンは、搭載されるカメラの高性能化にともなって、ほとんどの製品でリアカメラが出っ張るデザイン思想になっています。しかも、リアカメラが片側に集中して搭載されていることが多いため、デスクに置いたときの安定感に欠けてしまうことも。
例に漏れず、このGoogle Pixel 6/6 Proもリアカメラは出っ張っています。
ところが、『カメラバー』というシンメトリーデザインを採用していることから、その出っ張り方が左右対称になっているのです。これが実に、あのNexus 6P感。
この特徴的なデザインには賛否がありそうですが、Googleらしいガジェット感のないデザインへの昇華というような感じがしており、個人的には大好きなデザインだったりします。
…バーコードを読みたくなるデザイン!?
フラグシップ = ハイエンド
Androidスマートフォンは、3万円〜5万円のエントリー機、15万円前後のハイエンド機、という二極化が顕著になってきています。
2020年にリリースされた『Google Pixel 5』は、スペックがフラグシップとしては物足りず、価格設定もエントリー以上ハイエンド以下という、人によっては中途半端とも捉えられてしまうポジショニングでした。いずれにせよ、 Google Pixel 5 = ハイエンド とは言いづらかったのです。
それもあってか、今回発表された『Google Pixel 6』と『Google Pixel 6 Pro』は、Googleも謳っているとおり、かなりハイエンドに寄せたスペック構成になっています(ただし、SoCの詳細な仕様は不明)。
Googleという企業は、スペックよりもエクスペリエンスを重視する傾向にあると思っているので、ここまでハイエンド志向になったのは意外。
今回から、QualcommのSnapdragonではなく、自社開発SoC『Google Tensor』を採用することもあり、今後はハードウェアにより力を入れるという現れなのでしょう。だからこそのハイエンドスマートフォンであり、そこを基点としたエクスペリエンスを提供していく…のかもしれません。
まとめ「Tensorが気になるPixel 6」
Googleが『Google Pixel 6』と『Google Pixel 6 Pro』をお披露目しましたが、おそらくは10月発売で、10万円以上の価格設定になると予測されます。
かねてから噂されていたとおり、今回からGoogle自社開発のSoC(Google Tensor)を搭載してきます。ここがキモでしょう。
心臓部を独自開発してくるということは、スペック的なアドバンテージがSnapdragon比であるのかもしれません。いずれにせよ、今秋において注目すべきスマートフォンの1つになったことは間違いないわけです。
Pixel Foldが出ないなら、Pixel 6か…悩むっ!
おまけ
デザインだけで言うと、iPhone 12シリーズより全然好き!
リアカメラの処理が秀逸ですよね。
そうなのであーる。
最近のスマートフォンは威圧的なカメラデザインが多かったけど、Google Pixel 6は優しいデザインって感じ!
カメラユニットを平行に配置してるのは、ちょっと気になるかなぁ……。
うーむ、そのあたりの影響がどれくらいあるかは試してみたいよねー。
おわり
Pixel Fold…あれれ!?
ま、Pixel 6は買いたいぞー!