- Nextorage“純正”の『CFexpress Type Bカードリーダー』が登場
- インターフェースは『USB 3.2 Gen 2x2』でバスパワー駆動可能
- 『カード』と『カードリーダー』のメーカーは揃えたほうが賢明
待望のNextorage“純正”『CFexpress Type Bカードリーダー《NX-SB1SE》』が、2023年7月4日より発売開始。
CFexpressカードはSDカードと異なり、相性問題が出やすい印象を受けるので、メーカー純正のカードリーダーが登場してくれたのは朗報なのです。


USB接続だと、レーン数の問題がネックになってきますからね。

CFexpressカードを転送速度をフルで活かすって、案外難しいやんね。
Nextorageが『CFexpress Type Bカードリーダー《NX-SB1SE》』を発売開始
Nextorageは2023年7月4日(JST)、CFexpress Type B規格に対応したカードリーダー『NX-SB1SE』の発売を開始しました。販売価格は7,990円。
このNextorage製CFexpress Type Bカードリーダーは、CP+2023にて参考展示されていたものが製品化された形。なお、CP+2023で参考展示されていたカードリーダーは丸みのあるデザインでしたが、製品化される際に、角張ったデザインに変更されております。

Image:Nextorage
接続インターフェース | USB Type-C |
転送プロトコル | USB 3.2 Gen 2x2 |
電源 | USBバスパワー |
最大転送速度 | 1,820MB/s (2レーン接続時) |
1,090MB/s (1レーン接続時) |
|
本体寸法 | 約59.2×13.2×80.6mm |
本体質量 | 約49g |
Nextorage NX-SB1SEの転送プロトコルは『USB 3.2 Gen 2x2』となっており、2レーン接続時は最大1,820MB/sでデータ転送が可能とのこと。USB 3.2 Gen 2x2に対応しているデバイスが少ないのはネックですが、速度的には十分すぎるスペックでしょう。
筐体は放熱対策として、ブラックアルマイト製のヒートシンクを搭載。また、筐体上部に設けられた複数の穴から、効率的に放熱できるように設計されております。
CFexpress Type Bカードは発熱量が凄まじいので、それによるサーマルスロットリングが生じないように、このような熱対策が必須というわけです。
まとめ「カードとリーダーはメーカーを揃えるに限る」

- 発売日
- 2023年7月4日
- 販売価格
- 7,990円
- スペック
- 接続インターフェース
- USB Type-C
- 転送プロトコル
- USB 3.2 Gen 2x2
- 電源
- USBバスパワー
- 最大転送速度
- 1,820MB/s(2レーン接続時)
- 1,090MB/s(1レーン接続時)
- 本体寸法
- 約59.2×13.2×80.6mm
- 本体質量
- 約49g
- 接続インターフェース
CFexpressカードは、メーカーによる相性問題が結構あるので、カードとカードリーダーは同じメーカーで揃えるのがおすすめです。
そう考えると、やっとNextorage純正のCFexpress Type Bカードリーダーが登場してくれたので、いちユーザーとしてはホッとしております。

これで、ファームウェアアップデートとかも実現するのかな!?
おまけ

今までずっと、
Nextorage製CFexpress Type Bカード + OWC Atlas FXR
で使ってんだけど、これでようやくメーカーを揃えられるあーる。

現場で酷使するには、こういう安心の積み重ねが重要ですからね。

お次は、『CFexpress Type Aカードリーダー』も期待していいんかな!?
おわり
『USB 3.2 Gen 2x2』だと使いづらい部分があるから、『Thunderbolt 4』タイプのカードリーダーも発売してほしいあーる。