この記事は、RAVPower Japan様よりレビュー用サンプルを頂いて記事を書いております。
- 最大転送速度540MB/sな高速ポータブルSSD!
- 小型軽量でデザイン性も申し分ない!
- MacやiPadユーザーには特におすすめだ!
う…美しい。美しすぎる!!
超小型ポータブルSSD、RAVPower『RP-UM003』をレビュー。USB 3.1 Gen 2 Type-C接続で、最大540MB/sの転送速度を持つ本機。それも魅力的だけど、最大の魅力は…この“美しさ”かも!?
確かに、Macと調和する美しいデザインですわね。
USB Type-C接続ってとこも良いやんね!
目次
RAVPower『RP-UM003』って?
RP-UM003ってなに?
USB 3.2 Gen 2(USB 3.1 Gen 2)に対応した、USB Type-C接続の小型軽量ポータブルSSD。
- 転送速度は申し分なし。
- スティックサイズで可搬性抜群。
- Macと調和する美しいデザイン。
- 高いビルドクオリティー。
- 付属品が充実している。
- シルバーのカラバリが欲しい。
USB充電器でおなじみのRAVPowerがポータブルSSDを作ると、こんな美しい製品ができちゃうわけですなー。
本体チェック
表面は光沢のあるデザインで、角度によって粒子状のものがキラキラと輝く美しい作り。
このRP-UM003のサイズは、 102×30×8.5mm で、重さは41gとなっている。サイズ感は…そう、さながらハーモニカのような感じ。分解はしませんが、おそらく中に入っているSSDはM.2規格のものと予想できる。
裏面には、“RAVPOWER”のロゴがちらっと。
表面は光沢感のある素材でしたが、それ以外は亜鉛合金のサラサラとしてスペースグレイ色。Macのスペースグレイと調和しそうなカラーリングになっています。なお、右側のいろいろ書かれている部分はシールになっているので剥がせます。
上下面ともなにもナシ。
■インターフェース
- LEDインジケーター
- USB Type-C
左面には、パソコン・iPad・Androidなどと接続するための『USB Type-C』ポートを搭載。
Micro USBではなく、USB Type-Cを採用しているのは嬉しいところ。なお、USBの転送プロトコルは『USB 3.2 Gen 2(USB 3.1 Gen 2)』となっており、スペックシート上では、最大540MB/sの転送速度でデータの読み書きができるそう。
右側はなにもナシ。
付属品チェック
■RP-UM003の付属品一覧
- USB Type-A to USB Type-Cケーブル
- USB Type-C to USB Type-Cケーブル
- キャリングポーチ
- クイックスタートガイド
USBケーブルは、Type-AとType-Cの2種類付属しているので、あとでUSBケーブルを買い足す必要性はなし。もちろん、両ケーブルともUSB 3.1プロトコルに対応したケーブルになっていました。
この手のポータブルSSDにしては珍しく、キャリングポーチが付属。
このポーチが良い出来で、ポーチの内部がSSD本体とUSBケーブルを分けて入れられるように仕切りが設けられている。おそらく、SSDを傷つけないようにとの配慮だと思うのですが、なかなかの凝りようで嬉しくなってしまう。
写真はないけど、箱から本体から付属品まで、ぜーんぶ凝ってる感じなんだよねー!
使ってみた
小さいは正義
ポータブルHDDに比べて、ポータブルSSDは総じて小型軽量なのは当たり前なこと。ただ、そんなポータブルSSDの中でも、今回のRP-UM003は、より小型な部類に入ってくる。
試しに、iPhone 11 Proとサイズ比較をすると上画像のとおり。iPhone 11 Proに比べて、ひと回りもふた回りも小さいことが分かる。ひと昔まえだと、500GB超のポータブルストレージがこのサイズ感に収まるとは考えられなかった。まさにテクノロジーの進化。
ここまで小型軽量なら、常時バッグに入れておいてもかも。場所も取らないし、かなり軽量なので、パソコンやiPadのサブストレージとして常用するのもアリ。
私は、仕事関係で使う素材のファイルを、このRP-UM003に入れて使うことにしました。すべてのデータをクラウドストレージに入れてしまうと、パソコン自体のストレージを食ってしまうので、やっぱり外付けのポータブルSSDは持っておくほうが便利です。
もっとも美しいSSD
個人的にお気に入りポイントなのが、このSSDとは思えない美しいデザイン性。
表面のキラキラとした黒い光沢感と、それと包む亜鉛合金のスペースグレイがなんとも美しい。それだけで、常時パソコンの横におきておきたくなる感じがします。ここまで“映える”ポータブルSSDというのは、かなり希少な存在かも。
ただ美しいだけでなく、しっかりと通電を示すLEDインジケーターを搭載しているのも嬉しいところ。こういう地味だけど、ちゃんとツボを抑えた作りになっているというのも、RAVPowerらしさと言えるのかもしれません。
ベンチマーク
CrystalDiskInfo
CrystalDiskInfoで搭載されているSSDと見たところ、S.M.A.R.T.・NCQ・TRIMなどの主要機能は、しっかりともれなく対応していました。
ちなみに、公式サイトを見ると、コントローラーにはSilicon Motion製『SM2258XT』が採用されているとのこと。このコントローラーは、DRAMキャッシュが不要となるもので、これによりコストを下げることができる。
また、ブリッジコントローラーにはJMicron製『JMS580』が採用されている。
AmorphousDiskMark
512MiB
1GiB
2GiB
4GiB
Blackmagic Disk Speed Test
1GB
5GB
駆け足でAmorphousDiskMarkとBlackmagic Disk Speed Testで、転送速度を計測してみました。
さすがは、USB 3.2 Gen 2(USB 3.1 Gen 2)接続。USB接続のポータブルSSDとしては、なかなかの転送速度を叩き出してくれました。これなら、動画やRAW画像のような、比較的データ量の大きいファイルを一気に転送しても、待たされるということはないはず。
Readは500MB/s超出てるし、比較的公称値に近い数値が出てるぞっ!
まとめ「美しき小型軽量ポータブルSSD」
今回のRAVPower『RP-UM003』のレビューを総括すると…
- 小型軽量でスティックサイズ
- USB Type-C接続なのが嬉しい
- USB 3.2 Gen 2接続なので高速転送可能
- とにかくデザイン性が高い
という感じ。
今回は触れなかったのですが、Windows/Mac用の暗号化機能も搭載しています。暗号化するとAndroidやiPadで使えなくなることに注意が必要ですが、パソコンでしか使わないのであれば、暗号化できるというのは有用な点と言えるかもしれません。
ポータブルSSDもデザインで選ぶ時代が来たのであーるっ!
おまけ
ついに、RAVPowerがSSDに進出してきたっ!?
面白くなってきましたわね。
これから要チェックですなー。
モバイルバッテリーやUSB充電器だけじゃないって感じやね!
おわり
ここまで所有欲を満たすポータブルSSDは…ないっ!