- Huaweiのスマホを買うべきでないかも!
- 危険ではなくGoogleが使えないのが理由!
- ただただユーザーが不利益になるだけ!
買わないじゃなく、買えない。
渦中のHuawei。私たちはHuawei製スマホを買っても大丈夫なのか。今回は買うべき・買わないべき、それを考えていきます。


フラットな目線で見て、この“現時点”でのHuaweiのスマホについて考えてみたいなーってね〜。

シビアなところですが、ちょっと見てみましょうか。
結論:現状Huaweiスマホは買ってはいけない

永遠と話しても良くないので、早速結論から。
いち個人的には、Huaweiのスマホは現時点では“買ってはいけない”と思っています。

それって、Huaweiが危険やから?

何かHuaweiや中国に対して、信用できないフシがあるということですか?

そういうことじゃないよー!
正直、どこが信用できないとか言い出したら、反対に「どこが絶対的に信用できるの?」って思っちゃうし、この買ってはいけない論はユーザーが不利益を被らないためのベターな選択(回避策)だと思っているんだよ〜。
それこそ、Huaweiが好きか嫌いか、中国か好きか嫌いか…なんて話はガジェットブログな8vividでは不要なのでしませんぞ。この買ってはいけないと思う理由は、Huaweiの“余計なもの(バックドア)”の有無で思うのではなく、私たちユーザーが不利益を被らないための回避策として、そう買うべきではないということです。
確かに、中国の国家情報法を考えると…な部分はあるかもですが、ここは個人の解釈におまかせします。
理由:Googleナシは日本人にとって不利益

Huaweiのスマホを買ってはいけないと思う理由は、将来的にGoogleのサービスが受けられなくなる可能性があるからです。

Huaweiが危険だから買っちゃだめ…とかじゃないんだよー!

そういうことだったのですね。
Googleの発表によれば、現行のHuaweiスマホに関しては、引き続きGoogleのサービスが受けられるとのこと。ここはまずひと安心。しかし、今後発売されていくスマホに関しては不透明なまま。
これらを受けて、Amazonなどの一部販売店では、発売予定であった『HUAWEI P30 lite』と『HUAWEI P30 lite Premium』に販売を見合わせている。
もし仮に、Googleのサービスが使えなくなるとすると、
- Google Play
- Google Pay
- Google Map
- Google Chrome
などか使えないことになります。
こうなってしまうと、Huaweiが危険かどうかではなく、ユーザーが不利益(サービスを受けられないことによる不利益)を被ってしまいます。中国ではそもそも金盾(Great Firewall)という検閲があり、Google系のサービスは使えないので問題ではありません。しかし、日本でGoogleのないスマホ…そんなスマホが売れるわけがありません。

だから、Huaweiのスマホは買うべきではないってことなのだよー。

Huawei危険とかより、ユーザーがすればGoogleのサービスが使えないことが、一番の痛手やもんね…。
入り乱れる情報と独自OSに難しさ
Huaweiに巻き起こる問題
- 2019年5月:オランダの諜報機関がバックドア発見報道
- 2019年5月:Huaweiに対しGoogleサービス供給停止報道
- 2019年5月:IntelやQualcommがHuaweiに供給停止報道
- 2019年5月:Amazon.co.jpでHuaweiスマホ一部販売見合わせ
こんな感じで、最近だけでもHuawei関連の情報が入り乱れています。
Google関連サービスが受けられなくなることに対し、Huaweiは独自OSをスマホに組み込むことでやり切ろうとしています。Huawei自体、『EMUI』という“半”Android OSをすでに採用していますし、Huawei独自のアプリストアも存在しています。
ただ、中国国内ではこれで大丈夫だとしても、日本で脱Android化したHuaweiスマホが、今のように売れていくかは微妙なライン。
要するに、Huaweiのスマホは危険でバックドアがあるから——ということではなく、GoogleやAndroidのサービスが受けられなくなるから、買いづらいとなってくるわけです。

独自OSってロマンは感じますけど、実際のところ、ユーザーがそれで便利になるかと聞かれれば、真逆の答えが返ってくるでしょうからね。もちろん、ここまで内製で構築できるHuaweiの技術力には脱帽ですが…。

このHuawei報道って、WindowsとTRON(BTRON)なイメージになってきたなー。
まとめ「Googleが使えないなら日本では買えない」

まとめると、Huaweiスマホが危険か安全かにかかわらず、Google系のサービスが使えなくなる可能性が残っている以上、買ってはいけないと判断せざるを得ないという感じです。
Huawei問題が始まってからかなりの時間が経過しましたが、余計なものやバックドアに関しては、はっきりとした報道が出ないまま。いち企業の問題ではなく、政治的な問題が絡んでいる以上、答えなんて永遠に出ない可能性も無きにしもあらず。
ただ、Google系のサービスが使えないのは日本のユーザーにとって、大きな不利益(エクスペリエンスが低下する)になるので、何か良い方向に進展がない限り、個人的にはあまりおすすめできないと思ってしまいます。

スマホ自体は面白いんだけどなー。

何だか残念な感じになってしまいましたね。
この記事で紹介したガジェット
おまけ

ほんと、よく分かんないやんね。

いろんな意味でねー。

これが原因で5Gの開始タイミングが遅くならなければよいのですがね。

世の中ってしがらみだらけですなー。
おわり
なかなかに難しいところに来ましたね。