「なんじゃそりゃー?」な”変態端末”を紹介するこの企画。第2回は、最近発表された『Razer』の『Project Linda』です。『CES 2018』で異質な光を放っていたまさに”ド変態”です。
目次
トラックパッドがスマホ?『Project Linda』
『Project Linda』は、ゲーミングデバイスでおなじみの『Razer』から発表された、スマホとドッキングできる”コンセプトデバイス”です。
『Project Linda(Razer Phone)』のスペック
OS | Android 7.1.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 835 |
RAM | 8GB |
ROM | 64GB(microSDカード対応) |
ディスプレイ | 5.7インチ QHD IGZOディスプレイ |
サイズ | 77.7mm(W)×158.5mm(H)×8mm(D) |
重量 | 197g |
駆動時間 | 約9時間 |
その他 | Bluetooth 4.2、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、 イヤホン端子なし、リフレッシュレート120Hz |
日本では買えないかも…?
本題に入る前にいきなりネガティブな情報なんですが、この『Project Linda』はおそらく、”日本では発売されない”気がします。
と言うのも、”親機”である『Razer Phone』自体が現時点では”日本未発売”です。それを考えると、ドッキングデバイスである『Project Linda』も、日本での発売は期待薄ということになりますね…。
うーん。完全に並行輸入狙いになりますねぇ。
こういう変わったデバイスって、日本で何故か発売されないんだよねー(汗)
▼『Razer Phone』は、『Amazon』で入手可能のようです!
『Project Linda』の変態ポイント!
その1.スマホとPCの2in1!
とにかく『Project Linda』の最大の変態ポイントで、インパクト満載なのが、スマホである『Razer Phone』を、この『Project Linda』に”ドッキング”できることです!
ゲーム目的でドッキングするようですが、後述するようOSがゲームがたくさんある『Windows』ではなかったりと、とにかく尖っている”トンデモ仕様”なんです。
その2.ドッキング時専用のUI『Sentio』
残念ながらというか当然ですが、OSはスマホと同じ『Android』です。ゲーミングPCでのスタンダードである『Windows』ではありません。
しかし、この『Project Linda』には専用のUIである『Sentio』というのを搭載しているようです。そのUIはまるで『Chrome OS』や『Windows 10』に近いもの。
ただ『Android』の画面を拡大したわけではなく、しっかりと”ラップトップに最適化”したUIに仕上げている訳ですね。
その3.まさかの『Touch Bar』搭載!?
もしかすると最大の”キモ”かもしれないのが、ドッキング後の『Razer Phone』の処理です。
実は『Razer Phone』は、『Project Linda』にドッキング後は”トラックパッド”として働いてくれるのです。しかも、それは進化版『Touch Bar』と言っても過言ではない機能性です。
トラックパッドとしてはもちろん、まさかの『Razer Phone』を”セカンダリディスプレイ(サブディスプレイ)”として、使えたりしちゃうのです!まさに”変態”の名の如し!!
『Project Linda』は買い?スルー?どっち!?
『Project Linda』は…ねこ的に…
買い!(日本で正規販売されれば)
『Razer Phone』もお化けスペックだし、これを持っていけば確実にスタバでドヤれるっ!
現時点では日本での発売がかなり厳しいですが、おそらく並行輸入品が『Amazon』辺りで販売されると思うので、気になる人は”人柱”になってみてはどうでしょうか?
おまけ
おわり