- ARグラス『Rokid Air』をGREEN FUNDINGで出資した!
- 私的本命は『Nreal Air』だったけど発売を待てなかった!
- 基本スペックはNreal AirのほうがRokid Airよりも若干高い!
“VRもいいけどARもね”
GREEN FUNDINGで『Rokid Air』というARグラスを出資しました。私の本命は『Nreal Air』なのですが、発売日が後ろ倒しになっているので、まずはこちらから…という感じです。
つまりは、Macのサブモニターにもなるんやね!
これは…Samsung DeXの出番ですわ。
目次
Rokid Airを出資した
Rokid(Rokid Corporation Ltd)から発売されているARグラス、『Rokid Air』をクラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGにて出資してみました。
Nreal Airの日本発売を待てなかったあーる。
…理性よりも物欲が勝った瞬間。
GREEN FUNDINGでの出資受付開始は2021年11月12日から行われていたようで、私は完全に出遅れた形で出資することに。ちなみに出資額は約7万円。一般販売予定価格は84,800円となっているので、私のような出遅れ組でもかなり安く出資できます。
なお、出資受付終了は当初1月11日までだったのが、2月11日までに延期されています。
…Indiegogoのほうが安かったり。(ボソっ)
Rokid Airについて
Rokid AR Glass — Rokid - YouTube
この『Rokid Air』は、iPhone・Android等に対応したARグラス。ARグラスにもいろいろあるが、本機は仮想ディスプレイ(120インチ相当)として使えるタイプ。
DP Alt Mode(DisplayPort Alternate Mode)に対応しているデバイスなら、Rokid AirとUSB Type-Cケーブル1本だけで利用可能。iPhoneやDP Alt Mode非対応Androidスマートフォンの場合は、オプションとして用意されているWi-Fiアダプタを用いることで使えるようになる。
この手の仮想ディスプレイ化できるARグラスは、DP Alt ModeやMiracastに対応しているAndroidでしか使えないという印象が強い。ですが、このRokid Airは、アダプタこそ必須となってくるが、iPhoneやゲームコンソールでも使える汎用性の高さがウリのようです。
機能に制約がかかると思うけど、iPhoneに対応しているのが良きですな。
DP Alt Mode非対応のPixel 6 Proも使えるんやね。
そうなりますなー。
ほんと、DP Alt Mode非対応機種って厄介なのであーる。
Rokid Corporation Ltdについて
ついでに、Rokid Corporation LtdについてLinkedinで調べてみたのですが、本社が米国カリフォルニアのレッドウッドシティで登録されていました。中国杭州市にも拠点を構えているようです。
また、設立は2014年で、Linkedinには社員として120人が登録されていました(会社規模は 201人 〜 500人 と記載)。…かなり規模が大きい。
公式サイトを見てみると、Rokid Air以外にも『Rokid Glass 2』や『Rokid X-Craft』といったARグラスもラインナップされています。
今回のRokid AirがNreal Airの対になる存在としたら、Rokid Glass 2はNreal Lightと対になるのでしょうか。プロダクトラインナップ的にも、非常にそんな感じがしています。
Nreal Airの発売延期
Rokid Airを出資するかどうか悩んでいる人の中には、Nrealから出ている同コンセプトのARグラス『Nreal Air』の発売まで待てないからRokid Airが欲しい、という思いもあるのではないでしょうか。かくいう私もそのひとり。
プレスリリースを遡って見てみると、本来は2021年12月に日本(と韓国と中国)で発売される予定だったことが分かります。そして、その他の地域では2022年に発売となっていました。
2023年まで続くと言われている半導体不足問題があるので、スムーズな製品出荷とならないのは重々承知の上。ただ、いつまで延期する、くらいのアナウンスは欲しかったりします。
…ですわね。
今後のお楽しみ、くらいの気持ちで待っておくあーる。
Rokid AirとNreal Airの比較
Rokid Air vs Nreal Air
技術仕様を比較してみると、Rokid AirよりもNreal Airのほうが、若干ですがハイスペックになっているようです。
とはいえ、肝心のNreal Airの価格が分からないので、コストパフォーマンス的にどちらが優れているのかというのは何とも言えないところ。一応はプレスによると、Nreal Light(au価格:69,799円)よりは安価に提供されるとのことなので、販売価格は意外とNreal Airのほうが安くなるかもしれません(輸入するならRokid Airのほうが安くなるかも)。
あと気になるのが、Nreal Airがどれだけのデバイスと互換性が保たれているのかということ。接続がUSB Type-Cケーブル1本となっているので、DP Alt Mode対応デバイスなら完全動作、となれば嬉しいのですが……。
あとは専用アプリのUIがどうなってるのかも気になるかな!?
ここの出来がイマイチだと、ARグラスというよりかは、メガネ型の拡張モニターとしてしか使えない感じになりそうだからねー。
VR HMDと比べれば、やれることも限定されますからね。
まとめ「NrealもいいけどRokidもね」
そういうわけで、『Nreal Air』の発売を待ちつつ、『Rokid Air』に手を出してしまったダメ人間です。
VR HMDと違って、拡張モニターとしての使い方が主になりそうなので、似たようなデバイスが何台も必要かというと微妙なところ。本音を言うと、HTC『VIVE Flow』がiOSやPC OSで動作するならば…と思ってしまいます。
Nreal Air、5万円台前半とかになりそうな気が……。
おまけ
この手のガジェットが出るたびに思うんだけど、DP Alt Mode非対応な『Pixel 6』と『Pixel 6 Pro』って一体……。
ハイエンドやのにね。
不便すぎますよね。
うーむ。
普通に使うぶんには不満はないんだけど、こういうところで潰しが効かないのが厄介なのであーる。
おわり
DP Alt Mode接続だそうで!
しかも、iOSでも使えるのだとか!!