えっ?また不具合…。
新型になってから、MacBook Proの不具合報告が非常に多い。そして、またもや不具合が…。Appleの品質管理は大丈夫なのでしょうか。
不具合1.スピーカーにノイズが入る
『MacBook Pro 2018』の不具合報告で最も多いのが、“スピーカーノイズ”です。
海外でのスピーカー不具合報告。
主な不具合内容としては、iTunesやYouTubeなどで音を流していると、急に「バリッ」といった“クラック音”が発生するとのこと。
このクラック音は、『MacBook Pro 2018』の13インチ・15インチの両方で発生しています。また、『iMac Pro』でもスピーカーのクラック音が報告されています。
『MacBook Pro 2018』は、2016年モデル・2017年モデルからスピーカー形状が変わっています。それもひとつの要因な可能性は捨てきれません。
Mojave beta 5 fixed the 3 issues I had on my 2018 MBP.
Brightness works again, automated graphics switching works again, and Siri works again. pic.twitter.com/CMILuJUn3D
— Robert Petersen (@Sonikku_a2) 2018年7月30日
しかし、『macOS Mojave 10.14 Beta 5』でスピーカーノイズが解消されたとの報告もあるので、次期macOSである『macOS Mojave』では解消される可能性が高いです。
不具合2.高負荷時に性能が下がる
こちらも不具合報告として多い、高負荷時になるとクロック周波数が下がる問題。
海外のクロック周波数不具合の検証動画。
不具合としては、高負荷時にクロック周波数が下がってしまって、本来のCPU性能が発揮できなくなるというもの。
この不具合に関しては『MacBook Pro 2018』で頻発し、Apple側もMacBook Proに対してのこの問題について認めています。
このCPUのクロック低下に関する不具合は、『MacBook Pro (2018) 向け macOS High Sierra 10.13.6』にアップデートすることによって解消されます。
総評:不具合には『Apple T2』関連が多い?
今回は、特にユーザーから報告のある2つの不具合を取り上げました。
しかし、ノートブックではMacBook Pro 2018から搭載された『Apple T2』関連の問題が、少数ながら報告されています。
不具合ではありませんが、MacBookが“勝手に起動する”事案もあります。こちらは“仕様”になっています。
『Apple T2』は、CPUのCPUという扱いだと思ってもらえれば大丈夫です。詳しくは過去のエントリーにまとめています。
次期macOSまでに、不具合が解消されるとよいのですが…。
おまけ
おわり