- HUAWEI Mate 40 Proがペンデバイス的に欲しい!
- HUAWEI M-Pen 2の性能を見るとポテンシャル高め!
- HUAWEI MatePad Proユーザー的には日本発売を望む!
ペンデバイス!デジタイザーペン!!
2020年10月22日に発表された、HUAWEI Mate 40シリーズ。なんと、HUAWEI M-Pen 2という高性能デジタイザーペンに対応。これは気になる。なので、ペンデバイスとしてのポテンシャルを調べてみました。


Kirinの請負製造先問題ですわね。

うーん、どうやろね!?
目次
HUAWEI Mate 40:ペンデバイスヲタ的に気になる1台
2020年10月22日のHuawei新製品発表会でお披露目となった、
- HUAWEI Mate 40
- HUAWEI Mate 40 Pro
- HUAWEI Mate 40 Pro+
- PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 40 RS
という、4つのHUAWEI Mate 40シリーズ。
一般なウリ:圧倒的なカメラ性能と美しいデザイン性
シンメトリーなデザイン思想と、エッジディスプレイすぎるディスプレイ。そして、Leica冠のカメラ。90Hzの画面リフレッシュレート。240Hzのタッチサンプリングレート。IP68等級防水防塵。…とにかく、Huaweiのフラグシップスマートフォンの集大成的なデバイスとなっている、今回のHUAWEI Mate 40シリーズ。
Huaweiとスマートフォンといえば、その高いカメラ性能。
今回のHUAWEI Mate 40シリーズ(特にHUAWEI Mate 40 Pro+)も、他社を圧倒するカメラ性能となっており、まさにカメラのためのスマートフォンという感じ。いや、ここまで来るとスマートフォンであることがオマケなくらい。
私的なウリ:高性能なデジタイザーペン対応
そんなHUAWEI Mate 40シリーズで、私が大注目しているのが高性能なカメラ…ではなく、『HUAWEI M-Pen 2』というデジタイザーペンに対応しているということ。

これだけでHUAWEI Mate 40が欲しくなる謎っ!

ほんと、デジタイザーペン好きやね……。
とはいえ、HUAWEI Mateシリーズのデジタイザーペン対応は、今回が初ではありません。ただ、どうにも認知度が低いのか、ペンデバイスとしてのポテンシャルが低いのか、とにかく理由は分からないにしてもスルーされがち。
日本で発売されているHUAWEI Mate 30 Pro 5Gも、『HUAWEI M-Pen』というデジタイザーペンが使えるのですが、日本Huaweiの販売員すら認識していないレベル。
それもそのはず、HUAWEI Mate 30 Pro 5Gは売ってるのに、対応のHUAWEI M-Penは日本では購入不可なのです。せっかくのデジタイザーペン対応スマートフォンなのに、びっくりするくらい不憫な扱いな子でした。個人的にはそこが残念で、HUAWEI Mate 30 Pro 5Gをスルーしたという経緯をあったりします。
そんなわけで、Huaweiがどれだけデジタイザーペン対応スマートフォンに力を入れているかは謎ですが、今回のHUAWEI Mate 40シリーズもデジタイザーペン対応。しかも、HUAWEI M-Pen 2というパワーアップしたデジタイザーペンになったわけです。これはペンデバイスヲタとしては気になる、気になりすぎるというわけですのです。

Galaxy Noteシリーズ、Surface Duo、LG V60 ThinQ 5G…増えてほしいデジタイザーペン対応スマートフォン様っ!
HUAWEI M-Pen 2の概要
■HUAWEI M-Pen 2のキモ
- HUAWEI HiPair
- Multi-device Connection
- Multi-function Button
そんなわけで、勝手にHUAWEI Mate 40シリーズのキモだと思っている、『HUAWEI M-Pen 2』というデジタイザーペン。
筆圧感知 | 4,096レベル | |
傾き検知 | ○ | |
プロトコル | ? | |
ボタン | サイドボタン | 1 |
テールボタン | - | |
インターフェース | USB Type-C | |
サイズ | 143.87×φ8.9mm | |
質量 | 17g | |
備考 | バッテリー | 82mAh |
Bluetooth Ver. | Bluetooth 5.0 | |
対応機器 | HUAWEI Mate 40 series HUAWEI Mate 30 series HUAWEI MatePad Pro |
HUAWEI M-Pen 2のスペック
これからHUAWEI M-Pen 2の詳細な概要について見ていくわけですが、まずはスペックを上表にしてまとめてみました。
筆圧レベルは4,096段階と申し分なし。ちゃんと傾き検知も搭載されています。デジタイザーペンにはいろいろなプロトコルがありますが、おそらくMPPやAESではない様子。ペンはバッテリー駆動で、USB Type-Cからの充電式。デバイスとはBluetoothペアリングで接続する仕組みになっているようです。

Apple Pencilみたいな感じですわね。

イメージ的にそれっぽいよねー。
HUAWEI HiPair
HUAWEI M-Pen 2はApple Pencilと同様に、デバイスとのBluetoothペアリングが必要なデジタイザーペンとなっています。なので、いかにBluetoothペアリングを簡便化するのか、これがキモ。
そこで、HUAWEI M-Pen 2には『HUAWEI HiPair』という機能を備えている。
これは、デジタイザーペンのお尻にあるUSB Type-Cポートを、対応端末にドッキングすることにより、瞬時にBluetoothペアリングが可能となるというもの。要するに、初代のApple Pencilと同様の仕組みを取っているわけですね。

うーん、これはメリットというより“めんどくさい”になるのかなー。
Multi-device Connection
HUAWEI HiPairの構造を見ていると、初代のApple Pencilライクな方式で嫌な予感しかしない…と思っていたのですが、それを打ち消すのが『Multi-device Connection』という機能。
なんと、HUAWEI M-Pen 2は対応端末であるならば、最大4台までデバイスに同時接続可能とのこと。なので、初代Apple Pencilのように、iPadを切り替えるたびにApple Pencilをお尻のLightningに挿すという煩わしさがないわけです。
HUAWEI M-Pen 2対応端末を4台以上同時に利用することはまずないと思うので、とりあえず、何かしらの端末でBluetoothペアリングさえしておけば、あとはMPPやAESのようなデジタイザーペンと同じ振る舞いで使えるということになります。Apple Penciもこうしてほしい……。
Multi-function Button
デジタイザーペンに必須(だと思う)もの。それは、サイドボタン。今回のHUAWEI M-Pen 2にも、当然サイドボタンはあります(テールボタンは非搭載)。
HUAWEI M-Pen 2に搭載されているサイドボタンは『Multi-function Button』と呼ばれており、ただ単なるデジタイザーペンのサイドボタンというわけではなく、下記のような機能が割り当てられているとのこと。
■Multi-function Button一覧
- 画面オフ時にペンで画面タップ:メモアプリ起動
- ボタンを押しながらペンで画面タップ:メモアプリ起動
- ボタンを押しながらペンで画面をダブルタップ:全画面スクリーンショット
- ボタンを押しながら任意の部分を囲む:一部スクリーンショット
- ボタンを押しながら「S」と書く:ページ全体スクリーンショット
Multi-function Buttonの概要を見ていると、イメージとして一番近いのが、Samsung Galaxy NoteシリーズとS Penのコンビネーション。
Galaxy NoteシリーズとS Penは完成されたペンデバイスなので、今回のHUAWEI Mate 40シリーズとHUAWEI M-Pen 2のコンビネーションが、どこまで肉薄できるかは未知数。ただ、少なくとも、今までのHuawei製デジタイザーペンよりは作り込みがされており、全体的にやる気がある印象を受けました。
HUAWEI MatePad Pro対応に歓喜
個人的に嬉しいのが、今回発表されたHUAWEI M-Pen 2は、HUAWEI Mate 40シリーズ専用のデジタイザーペン“ではない”ということ。なんと、『HUAWEI MatePad Pro』でも対応しているのです。
HUAWEI MatePad Proユーザーの私としては、対応のHUAWEI M-Pencilからグレードアップや共用ができるのが嬉しいところ。こうなると、俄然、HUAWEI Mate 40 ProやHUAWEI Mate 40 Pro+あたりの日本発売を期待したいところ。
HUAWEI Mate 40 Proの製品ページには、HUAWEI Mate 40 Proで描画したメモがHUAWEI MatePad Proにシームレスで引き継げる機能があるとの記載があります。日本だとHuaweiのエコシステムにどっぷりなユーザーは少ないのでイメージが湧かないかもですが、AppleのiPhone・iPad・Macのようなデバイス間のシームレスさがHuaweiのデバイスにもあったりします。
HUAWEI MatePad ProのHUAWEI M-Pencilは、バッテリー持ちがそこまで良くなく、思ったよりも描画性能がイマイチという印象。少なくとも、iPadとApple Pencilには遠く及ばないし、Surface ProとSurface Penより少し劣る…という感じ。
これがHUAWEI M-Pen 2で解消されるとなれば、HUAWEI MatePad Proのポテンシャルを最大限引き出せることにもなるはず。問題はHUAWEI Mate 40 Proも含めて、HUAWEI M-Pen 2が日本発売されるかということ。いろいろな事情が絡んでいるので、なんとも微妙なところなのが懸念点かも……。

結局はそこやんね。

日本で発売しても売れないって判断されたら、ちょっと入手は厳しくなるよね。そうなると、直輸入するしかなくなるし…うーむ。

技適マーク問題も出てきますからね。
まとめ「Mate 40 ProとM-Pen 2の日本発売を切望」

個人的には、カメラスマホというよりも、デジタイザーペンスマホとして注目している『HUAWEI Mate 40』シリーズ。そして、デジタイザーペンである『HUAWEI M-Pen 2』。
特に、HUAWEI M-Pen 2は、HUAWEI MatePad Proでも利用可能ということもあり、ぜひ日本発売をしてほしいところ。もちろん、HUAWEI Mate 40を含めてです。果たして、日本で発売してくれるのか…ペンデバイスヲタとしては密かに注目しています。

Huaweiのエコシステムも体験してみたいのであーる。
おまけ

本線はiPad ProとApple Pencilだけど、それだけじゃつまらないから、もっとデジタイザーペン対応のスマートフォンやタブレットが欲しいんだよねー。

うん、無駄遣いの極みやね。

まったくですわ。
おわり
問題は日本で発売されるのかであーる。