【永久保存版】USB Type-Cケーブル論。安心して使用できるケーブルを人柱で検証しました!Nintendo Switchユーザー必見!

@atticponzuです!前々から予告していた、『USB Type-C』測定をしまーす!というのが、ようやく環境が揃いました!なので、今回は安心して『USB Type-Cケーブル』を使用してもらいたいので、検証を行っていきますっ!

USB 3.1の仕様に従っていない粗悪ケーブルが出回っている!

*画像はウィキペディアから引用。

皆さんは、何気なくUSBケーブル(今回はUSB Type-C)を使っていませんか?最近だと、USB Type-C(以降、USB-C)という新規格が登場しましたよね!MacBookやAndroidスマホ、PC・・・と様々なデバイスに採用され、一気に普及しそうな予感です!

しかし!去る、2015年11月にGoogleのエンジニアが、USB-Cに対して警告をしました!

You may not just get weird behavior from your devices with these bad cables… What some these vendors are doing is downright dangerous.

上記の引用文は、Benson Leung氏のGoogle+でのコメントです。
要約すると、「USB-Cケーブルには、規格に準拠していない粗悪なケーブルがあるから危険!俺の端末もそのせいでお釈迦になった!おこ!」ということです。

USB-Cケーブル(というかUSB自体)には、様々な仕様があって非常にややこしく、素人の私じゃ到底把握できないことが多いです・・・ですので、今回はあくまで「USB-Cケーブルが粗悪品か否か」だけについて記事にしたいと思います。ですので、このケーブルだと○Aでどうちゃらーみたいなことは置いておきます。そちらも機会があれば検証しますねっ!

粗悪品のUSB Type-Cケーブルの定義について

ここまで話すと、じゃあ一体粗悪品の定義は何なんだ?って、なりますよね。

簡単に説明すると、USB-CのデバイスをUSB-C以外のポート(USB Type-A規格のUSB1.0〜USB3.1ポート、USB PDポート)に接続したときに、USB-Cデバイスに過剰な電源供給をしてしまい、最悪の場合デバイスを破損させる恐れがあるものです。

非常にややこしい話なんですけど、USBはその規格(2.0とか3.0とか)によって、通信速度が変わってます。これは、みなさん用意に想像がつきますし、知っている人も多いとおもいます。しかし、実は規格によって、電源供給能力まで変わってきているのです。

USB規格の歴史と「電源供給能力」

▼USB規格の「通信速度」と「電源供給能力」の図(4Gamer.netから引用)
こちらの表が非常にわかりやすいので、使わせていただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。

そして、今回先ほどの話をこの表を踏まえて、簡単にすると・・・

  • USB Type-C – USB Type-C
  • USB Type-C – USB Type-C以外 → 粗悪品だと危険!!!

ということになります。いろいろすっ飛ばしましたけど、そういうことで解釈してもらえればいいと思います。(あくまで個人的な解釈ですが・・・)

実際に検証してみました!

で、今回のトピックである、「USB-Cケーブルの粗悪品判定」です!ちょっと手間はかかるんですけど、測定方法自体は簡単っぽかったので、完全に人柱になって測定機器を買い揃えました!

よろしければ、メーカーさんでもいいので、USB-Cケーブルを提供してくださると助かります!じゃなきゃ、お金が持ちません笑(連絡はTwitterのDMにて

測定するために用意したもの

測定するのに必要なもの(USBケーブルを除いて)は、2つしかありません。ブレイクアウトボードは入手性が良くないので、ちょっとあれですけど・・・私にもできたぐらいなので、手に入れようと思ったら、意外となるもんですよ!

三和電器の電気計器

まず必要なのは、電気計器(テスター)です!抵抗値さえ計測できれば良い(理由は後述します)ので、比較的安い物でもOKです!多機能なテスターは分かりづらいと思うので、機能性よりは正確さを重視して購入したほうがオススメです。

今回は、信頼の三和電気計器株式会社さんの『デジタルマルチメーター PM-3』を購入しました。ぁ、他にも用途はもちろん色々あるので、電子工作される人は1つ持っておくといいですよ!

USB 3.1 Type-Cブレイクアウトボード

次は、計測したいUSB-Cケーブルを繋ぐ基盤(ボード)が必要です!これは、日本では購入できなかったので、海外通販(FastTech)で輸入しました!購入したい人は、以前に買い方をレクチャーしているので、下のリンクの手順に沿って、購入してみてください。

過去記事:【簡単解説】FastTechで買い方の方法を解説します!|海外通販・個人輸入の方法

ちなみに、このブレイクアウトボードは、別にこういう検証のために使う物じゃないですよ!普通に電子工作をするときの物です。FastTechにはこうした面白いギークな小物がいっぱいなので、覗いてみるといいですよっ!

ケーブルが粗悪かどうかの測定手順

それでは、どうやって粗悪品(規格に準拠した作りでない)ケーブルを判断するかの方法を簡単に説明しますので、その手順でやっていけば大丈夫ですよ!

手順1:ブレイクアウトボードに調べたいType-Cのケーブルを挿す

まずは、計測したい「USB Type-C to USB Type-Aケーブル」を、ブレイクアウトボードに接続してください!

ここで注意点が2点あります!

  • USB-C to USB-Aケーブルであること!(USB-C to USB-Cケーブルでない)
  • 測定には端子の上下があること!

測定の際に、上記のケーブルであるかを確認してくださいね。理由は、最初から読んでもらっていたら分かると思うのですが、この粗悪品問題はレガシーなデバイス(USB-A端子)に接続時の事象だからです。

また、USB-C自体には上下がないのですが、どうやら抵抗値の測定には上下があるみたい(ブレイクアウトボードのせい?)がありましたので、計測したときに抵抗値を示さない(0.L表記が出る)ときは、端子を上下逆にして挿して、再度計測をしてみてください。

手順2:電気計器の測定メニューを抵抗値(Ω)に合わせる

次に、電気計器を抵抗値が計測できる状態にしてください。三和さんの電気計器なら上の画像のようにしてください。そしたら、準備は完了です!

手順3:ボード(A5とVBus)の両端を電気計器で測定する

そうしたら、画像のように「VBUS」と「A5」にそれぞれのピンを当てて、測定してください!それで、下のように何らかの抵抗値が測定できれば、判定はできたということになりますっ!

▼ちゃんとUSB Type-C準拠なら「56kΩ」前後の抵抗値を示します!

肝心の測定なのですが、

  • 56kΩ(のプルアップ抵抗値を示す)なら準拠品です!
  • 10kΩ(のプルアップ抵抗値を示す)なら粗悪品・・・

となります!もし、「0.L」になってしまったら、こちらをクリックして再度確認してみてください。

【随時更新】レガシーUSBポート接続可否

せっかくなので、このページに測定結果を残しておきます!ここは随時更新していく予定です!

商品名 プルアップ抵抗値 レビュー
iitrust 極細 usb 3.1 Type-c to usb 2.0ケーブル 56kΩ あります
Anker USB-C & USB 3.0 ケーブル Type-C機器対応 1m 56kΩ なし
Nextbit Robin付属ケーブル 56kΩ あります(本体)
VOJO USB Type C ケーブル 2m 56kΩ あります
ELECOM MPA-FACCL12シリーズ 56kΩ あります
Orutech USB-A ⇒ USB-Type-C 変換ケーブル  56kΩ あります
ELECOM MPA-ACXシリーズ 56kΩ あります
LEPLUS(MS Products) LP-TC120Wシリーズ 56kΩ あります
COFEND USB Type C急速充電ケーブルUSB-A to USB-C 56kΩ あります

今回のまとめ

どうしても調べたかったことなので、気合を入れて記事にしましたっ!ニンテンドースイッチも発売されました(あれもUSB-C接続)なので、ゲームする人にもこの問題が波及しそうですね。みなさんも気をつけて、快適なUSBライフを送ってくださいね!

参考:http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20160427069/

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