SafariもGoogle Chromeも使いたい!
SafariとGoogle Chromeのブックマークを”自動で”同期してくれる方法があったので、今回紹介します。インポートとかではないので、使い勝手が高いと思います。
目次
方法
1.『iCloudブックマーク』をダウンロード
SafariとGoogle Chromeのブックマークを同期するには、『Google Chrome』での拡張機能を使用します。
まずは、Windows PCでChrome ウェブストアで開き、『iCloudブックマーク』をGoogle Chromeに追加してください。
Google Chromeに『iCloudブックマーク』が追加されると、画像のようなポップアップが表示されます。
今後、Google Chrome上では、右上の”雲アイコン”が表示されます。これが、『iCloudブックマーク』が起動している証拠です。
2.『iCloud for Windows』をダウンロード
この『iCloudブックマーク』を利用するには、Windows PCでiCloudをインストールしなければなりません。
まだインストールしていない人は、[ ダウンロード ]から『iCloud for Windows』をダウンロードし、インストールしてください。
3.『iCloud for Windows』を起動
『iCloud for Windows』がインストールされたら、同ソフトを起動してください。
4.ブックマーク同期の設定をする
[ ブックマーク ]の[ オプション ]を選択してください。 [ ブックマークオプション ]が表示されたら、[ Chrome ]にチェックを入れ、[ OK ]を選択してください。 [ ブックマークオプション ]のウインドウが閉じられたら、[ 適用 ]を選択してください。すると、『iCloud for Windows』は閉じられると思います。
5.『Google Chrome』を起動する
設定が終わったら、再び『Google Chrome』を起動してください。
起動されると、”自動的に”『Safari』のブックマークと同期がされると思います。
注意点
SafariとGoogle Chromeのブックマークを同期する方法は、現状これしかないのですが、いくつか注意点があるので紹介します。
- Windows版『Google Chrome』限定
- Macの人は同期にWindows必須
注意点1.Windows版『Google Chrome』限定
ここまでの手順紹介でピンと来た人もいるかも知れませんが、SafariとGoogle Chromeのブックマークを同期するには、”Windows PCが必須”です。
どうやら、Windowsユーザーへの”Appleの救済措置”っぽいから、Macユーザーは設定が大変かなー?
『iCloudブックマーク』の拡張機能自体は、macOSのGoogle Chromeでも追加することができるのですが、macOSでは一切反応してくれません。クリックしても、Windowsで使用するように促すアラートが表示されるだけです。
Macユーザーの人は、BootCampするか、Parallelsで仮想環境を作りましょう。オススメはParallelsです。
注意点2.Macの人は同期にWindows必須
これは”重要事項”です。
Windows版のGoogle Chromeでは、ブックマークを同期してくれるのですが、macOS版のGoogle Chromeでは、ブックマークを同期してくれません。
Macユーザーで、Google ChromeとSafariのブックマークを同期させたい人は、”定期的にWindowsでGoogle Chromeを開く”ことをしましょう。
補足
Windows版のGoogle Chromeだと、本当にSafariとリアルタイムでブックマークの同期を掛けてくれます。これは非常に便利です。
ただ、macOS版のGoogle Chromeで動いてくれないのが痛いところ…。
私のオススメ方法は、『Parallels』でWindows版のGoogle Chromeを定期的に使用することです。
横道に逸れますが、この『Parallels』というソフトは非常に便利な仮想環境を構築できるソフトです。仮想環境ではありますが、Windowsで『3本指のドラッグ』機能が利用できる数少ない環境が構築できます。
おまけ
Windowsユーザーはタダでできるけど、Macユーザーはお金掛かっちゃうよね…。
技術的には全然可能だし、メーカーが公式でこういうことをして欲しいよねー。
おわり
SafariとGoogle Chromeって、ブックマークの同期できるんやね!?