政府公認!?SONYが”NHKが映らないテレビ”を発売…だと?

政府公認!?SONYが”NHKが映らないテレビ”を発売…だと?
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NHKが映らない…だと!?

SONYが法人向けブラビア『BZ35F/BZシリーズ』を発表しました。なんと、”NHKが映らないテレビ”だそうです。でも、これってただのモニターでは…?

四条ねこ
NHKが映らないテレビって、大丈夫なのー?
まの
某所からツッコまれそうな代物ですよね…。
さたえり
巷では”NHKが映らないテレビ”って言われているけど、簡単に言うとチューナーレステレビなんやけどね(笑)
四条ねこ
ん?チューナーレス?
それって…テレビじゃないじゃんっ!!!

SONYが”NHKが映らないテレビ”を発売

SONYが”NHKが映らないテレビ”を発売

SONYが法人向けとして、Android搭載4Kテレビ『BZ35F/BZシリーズ』を2018年7月6日に発売することが発表されました。

さたえり
そして、まさかの…NHKが映らないんやよ!

特徴

特徴
さたえり
このNHKが映らないテレビこと『BZ35F/BZシリーズ』には、3つの特徴があるんやよ!

チューナー非搭載

チューナー非搭載

この『BZ35F/BZシリーズ』は、商品カテゴリーこそテレビ的な扱いですが、実際はテレビチューナーは”非搭載”です。

まの
だから、NHKが映らないのですね?
四条ねこ
てか、NHKどころか民法も映らないじゃんっ!!
さたえり
これをテレビっていうかは微妙やけどね。正確にはAndroid内蔵モニターというネーミングになるかもやね。一応は、『BRAVIA』シリーズみたいやけど…。

巷で言われている”NHKが映らない”は、そういうカラクリです。テレビチューナーが搭載されていないのだから当たり前ですよね。某大学ではNHKが映らない変換アダプターなるものを開発したらしいですが、そんなことをSONYのような大企業がするはずがありません。

Android内蔵

Android内蔵

先程、この『BZ35F/BZシリーズ』は、テレビチューナー非搭載と説明しました。しかし、代わりにAndroid OSは搭載されています。

さたえり
だから、Androidに準拠した視聴アプリが使えるかもなんよ!
まの
いわゆる『Android TV』という規格ですよね?
さたえり
そうやね!
民生用のBRAVIAもAndroid TV準拠だから、この『BZ35F/BZシリーズ』もAndroid TVが搭載されているってことやろうね!

ここから先は発売されてみないと分からないですが、民生用のBRAVIAと同じようなAndroid TVの機能が使えるのならば、YouTubeやHulu、Netflixが無改造で視聴できる可能性はありますね。

HTML5準拠

HTML5準拠

『BZ35F/BZシリーズ』最大の特徴は、HTML5に準拠したWebベースのデジタルサイネージ技術が搭載されていることです。

四条ねこ
ってことは…どゆことー!?

このHTML5準拠のデジタルサイネージは大変面白い技術で、動画再生やBGM再生、POP画像の表示などが、簡単にWebから変更・操作できるのです。従来のUSBメモリーに挿すようなタイプでは不可能であった、HTML5ならではのリッチなコンテンツが表示できるわけです。

まの
法人用途だけあって、一般的にはウケなさそうですが、かなり興味深い機能ですよね。いろいろ触り甲斐があるような気がします。
さたえり
DVDプレーヤーやUSBメモリーを挿して表示するデジタルサイネージは、もう時代遅れになりつつあるみたいやね!

ラインナップ

ラインナップ

この”変態”BRAVIA『BZ35F/BZシリーズ』のラインナップは、以下のようになっています。かなりサイズのバリエーションは豊富です。

ラインナップ

  • 43V型:FW-43BZ35F/BZ
  • 49V型:FW-49BZ35F/BZ
  • 55V型:FW-55BZ35F/BZ
  • 65V型:FW-65BZ35F/BZ
  • 75V型:FW-75BZ35F/BZ
  • 85V型:FW-85BZ35F/BZ
さたえり
法人向けだけあって、細かいサイズのラインナップがあるやんね!

価格

価格

この『BZ35F/BZシリーズ』は、SONY公式ではオープン価格になっています。

ただ、価格.comでは既に価格が表示されていて、一番サイズが小さい43V型で9万円強、一番サイズの大きい85V型で95万円になっています。

さたえり
民生用のBRAVIAで43V型の4Kテレビ『KJ-43X8000E』が、同じく9万円だから価格はこんなもんかな?

発売日

発売日

そんな『BZ35F/BZシリーズ』ですが、発売日は前述の通り、2018年7月6日に発売予定となっています。

まの
これって、私たちでも購入することができるのですか?
さたえり
ちょっと調べてみたんやけど、別に法人じゃなくても購入することはできるっぽいよ!

ジェネリック家電の4Kテレビが対抗馬?

ジェネリック家電の4Kテレビが対抗馬?

今回SONYが発売する『BZ35F/BZシリーズ』の最低価格が、9万円台と考えると、対抗馬として『ジェネリック家電』が出てくると思います。

さたえり
ジェネリック家電を簡単に言うと、枯れた(成熟した)技術を使って中小メーカーが後発で発売する家電のことやよ!

例えば、オーディオの老舗『SANSUI』や、格安テレビの代名詞『ORION』を手がけている『ドウシシャ』が、有名なジェネリック家電メーカーです。

▼PIP機能やPOP機能が使えるドウシシャの4Kディスプレイ

こちらも旧来のオーディオユーザーでお馴染みの『aiwa』も、復活を遂げてかなり安い4Kテレビを発売しています。

▼ONKYO製スピーカー搭載のaiwaの4Kテレビ

四条ねこ
どっちも…安いっ!!
さたえり
そうなんよ!
今回のSONYのBRAVIAは法人向けやけど、対抗馬としてはコンシューマー向けの大手メーカー4Kテレビよりも、ジェネリック家電メーカーの4Kテレビな気がするんよね。

特にaiwaの4Kテレビは評判も上々ですし、ジェネリック家電に入れるのが失礼なくらいのブランド力ですからね。大手メーカーも、うかうかしていられないかも知れません。

テレビ…というより、Android内蔵モニター?

テレビ…というより、Android内蔵モニター?

『BZ35F/BZシリーズ』をここまで紹介してきましたが、読んでくださると分かると思うのですが、テレビではなくAndroid TV搭載のモニターです。

さたえり
BRAVIAって”冠”が付いているからややこしい気が…(汗)

ただ、単純なチューナーレスモニターではなく、Android TVを搭載していますし、HTML5準拠のデジタルサイネージ機能も使えます。そういう意味では、非常に希少性がありますし、価値のあるモニターだと思います。

四条ねこ
もう”モニター”って言っちゃってるし…(笑)
さたえり
どう考えても、テレビではなくモニターやからねー(笑)

一応、法人でなくても購入できるみたいなので、個人事業主さんやチューナーを別途用意する個人さんには、一定の需要がありそうですね。もちろん、SONYはそういう用途は想定していないと思いますが…。

みんなは普通のテレビを買おうず!

おまけ

まの
NHKが映らないところにピックアップされがちですが、デジタルサイネージについては、非常に有用性のあるモニターですよね。
さたえり
そうやんね!
HTML5準拠のデジタルサイネージは、これから普及してきそうやしね!面白いと思う!
四条ねこ
個人で買うには持て余す感じが凄いけど、刺さる人には超刺さりそうだよねー!
さたえり
うち的には、もうちょっと安いと買いやすいやけど…法人向けやから仕方ないかな。
まの
法人向けだけに、価格は変動しなさそうですからね。

おわり